傾聴＝聴くことでできる社会貢献

　おかざき傾聴の会の会員は、岡崎市内のデイサービス、特別養護老人ホーム、グループホームなどを訪問しています。そこでは、高齢者の「話を聴く」ことにより、高齢者の生きる勇気や元気を生み出し精神的な健康の維持と回復の援助を行い、こころに安らぎをもち、いきいきと暮せる地域社会づくりを目指しています。

　2021年12月からは、対象を高齢者に限定ぜずに、「話し相手がおらず、話しを聴いて欲しい方」であればどなたでも参加できる「おはなしカフェ」を毎月第一水曜日に開催しています。毎回、数名の方が来られて、おしゃべりを楽しんでおられます。

　傾聴を通して、多様な価値観や意見を尊重することを学び、自分の人生をより豊かにして自己を成長させていくことができます。それと共に、他者の生活のためにお役に立っているという有用感と社会貢献の充実感を与えてくれます。また、日常生活にも役立つコミュニケーションのスキルも上達させることができます。

　あなたも一緒に傾聴ボランティアを始めてみませんか。

　毎月第4土曜日、岡崎市社会福祉センターに会員が集まり、定例会を開催しています。
　そこでは、情報交換やスキルアップのためのロールプレイングを実施しています。
　各会員がデイサービスなどで実施した傾聴の体験談を共有することで、他の会員に多くの気付きを与えてくれています。

　ロールプレイングとは、会員が、「テイサービス利用者」「傾聴者」「観察者」の３つに分かれて、実際の傾聴の練習をするものです。

【年齢構成】
　３０歳代から８０歳代まで、４７人で活動しています。（令和４年４月現在）
　女性３５人、男性１２人。

【特徴】
　明るい人、元気な人、物静かな人、笑顔の素敵な人、食べることが好きな人など、いろいろな人が集まっています。

◆令和3年4月24日（土）の総会にて撮影