20214年以前の活動

2014.11.1
 10/27(月) 岡崎市福祉会館にて、「認知症の方との関わり方」講座を開催致しました。
 「認知症デイサービスセンター 燦 うめぞの」のセンター長である尾崎優(すぐる)さんをお招きして、認知症の方とどのように関わっていけばよいかについて、具体的な事例を交えて分かりやすくご説明頂きました。
 当会の会員だけでなく、一般の市民の方も参加されました。質問や意見などが活発に交わされて、とても有意義な時間となりました。以下に講義のポイントを記載致します。

・認知症の方々には、「意思疎通や相互理解が困難」「被害妄想が激しい」「徘徊をする」「何をしでかすか分からない」など様々な症状がある。そのため家族や周りの人は、どのように接して良いかわからない。
・しかし、見方を変えて、「認知症のために不自由な生活をしている人」と考えてみてはどうか? いつも眼鏡をかけている人は、眼鏡が無ければ不自由な生活を強いられる。それと同じことではないか?
・そうだとすれば、認知症の方との関わり方は、普段の生活の中での「人と人との関わり方」と同じようにすれば良い。
・人と関わるためには、コミュニケーション能力が必要となる。すなわち、①環境や目的に応じて、②言葉や、③顔の表情・身振り手振りを使い分ける力が必要となる。
・例えば、認知症の方と接する時は、その人のペースに合わせて、ゆっくりとトーンを下げて会話をし、ゆっくりと行動してみる。そうすることで相手のことを理解しやすくなる。相手を理解することができれば、その人との親密度が上がり、関係が良くなっていく。
・認知症の方と関わるにあたって、以下のことが大切である。
 ●認知症の方の気持ちを理解しようとしていますか?
 ●あなた自身の気持ちは落ち着いていますか?
 ●待つことができますか?
 ●相手の話を聴かずに自分ばかり話していませんか? など
・最終的に一番大切なことは、
 『あなたは、認知症の方にとって心地よい存在ですか?』

 講義は1時間の予定でしたが、時間を延長して質問にも丁寧に質問に答えて下さいました。尾崎さん、どうもありがとうございました。



2014.10.28
■個人宅での傾聴について
 当会は現在、デイサービスや特別養護老人ホームなどの施設において傾聴活動をしておりますが、一人暮らしのお年寄りから「話し相手が欲しい。」といった声を時々耳にします。
 そこで、個人のお宅へ伺って傾聴させていただくことも検討しております。岡崎市のお隣りの豊田市では現在、『お元気ですかボランティア訪問事業』として個人宅への傾聴活動がなされています。この事例を学びたいと思い、当会より豊田市地域福祉課の方へお願いしたところ、「傾聴活動に関する情報交換及び懇親会」を企画して下さいました。


 先日(10/24)、この会が開催されました。豊田市地域福祉課から3名、個人宅の傾聴活動をされているお元気ですかボランティアから3名、当会から6名が参加しました。2時間以上にわたり、主に以下の内容が話し合われました。
 1.『お元気ですかボランティア訪問事業』の概要、現在の状況、今後の課題など
 2.お元気ですかボランティアさんの実際の傾聴活動
 3.当会の活動状況
<感想> 
 地域福祉課の方が、きちんと個人宅傾聴についてのルールやマニュアルを作り、さらにボランティアさんに対するスキルアップ研修を定期的に実施することで、ボランティアさんが安心して傾聴活動ができるような環境を作られている点、および問題点を常に把握して、すぐに改善するよう努力されている点は、大素晴らしいと感じました。事前に当会がお送りした質問に対しても、詳細な資料をもとに丁寧に答えて下さいまして、感謝の気持ちで一杯です。
 お元気ですかボランティアの3人の方からは、個人宅での傾聴の様子を具体的にお話しくださり、活動の内容をイメージすることができました。たいへん参考になりました。
 地域福祉課のみなさま、お元気ですかボランティアのみなさま、お忙しい中、ありがとうございました。今後とも傾聴ボランティアをする仲間として情報交換させていただければ幸いです。



2014.10.23
 10月21日(火) 当会の会長 田中健二が、第62回愛知県社会福祉大会に出席しました。
 この大会の趣旨は、社会福祉の第一線で活躍する個人や団体が一堂に集まり、福祉諸問題を協議し、地域福祉の推進を図るともに、功労者を顕彰し、さらなる県民福祉の充実に努めようとするもののようです。
 会場となった愛知県体育館には、愛知県の各市町村から、民生委員さん、児童委員さん、社会福祉施設の職員さん、里親さん、ボランティア団体の会員さんなど大勢の福祉関係者が集まりました。
 式典では、愛知県知事、愛知県社会福祉協議会会長、愛知県共同募金会会長より、それぞれ「表彰状」や「感謝状」が、合計3,473人 141団体に贈られました。
 当会は、県社会福祉協議会会長より「感謝状」をいただきました。
 私たちおかざき傾聴の会は、今後も引き続き地域の方々への傾聴活動を通して、社会福祉の推進に寄与して参ります。







2014.9.30
《講演会のお知らせ》
 おかざき傾聴の会では、毎月、会員が集まり定例会を開催しております。
 10月の定例会では、傾聴活動に関連した学習の一環として、岡崎市六供町にあるデイサービスセンター「燦 うめぞの」のセンター長である尾崎優さんを講師としてお招きして、「認知症の方との接し方」を開催します。
 「燦 うめぞの」は、認知症の方の専用のデイサービスです。経験豊富な尾崎さんに実技を交えて、「認知症の方とどのように接したら良いか」について分かりやすく説明いただく予定です。
 会員以外の方も聴講できますので、関心のある方は、是非ご参加下さい。
 ※前日までに、メールまたはFAXにて、「お名前」「電話番号」を書いてお申込み下さい。


 【講師】 認知症デイサービスセンター 燦 うめぞの センター長 尾崎優(すぐる)氏
 【開催日】 平成26年10月27日(月) 
 【時間】  午前11:00~12:00
 【場所】  岡崎市福祉会館 3階301室
 ※メール:oka@keichou.jp.net FAX:050-3153-0606 受付担当:伊東毅(たかし)


 当講演会のチラシは、こちらからご覧になれます。



2014.7.30
 先日(7/28)、「誰でもゲートキーパー」講座を開催致しました。
 岡崎市の職員さん2人をお招きして、不安や悩みを抱えている身近な人に対して、どのように接したらよいかについて、分かりやすくご説明頂きました。当会の会員だけでなく、一般の市民の方も参加され、みなさん熱心にお話を聴いていました。
 以下に、講義のポイントを簡単に記載致します。
 


・自殺の原因・動機には、①健康問題 ②経済・生活問題 ③家庭問題がある。


・岡崎市における自殺者は、毎年約70人男性のほうが多い。


・市民へ意識調査をした結果、自殺予防対策として充実させる必要があることとして、「身近な相談体制の充実・強化」が一番多かった。


・ゲートキーパーとは、
1.悩みを持った人に気づき
2.ゆっくり、落ち着いて相手の話を聴いて
3.専門機関に確実につなぐ「同行する人」のこと


・ゲートキーパーとしての対応 4つのポイント
①身近な人の変化に「気づく」
②気づいたら「声をかける」
③相手の気持ちに寄り添う「傾聴」
④適切な専門家に「つなぐ」


 講義の後、多くの質問があり、予定時間を延長して職員さんお二人が、丁寧に質問に答えて下さいました。どうもありがとうございました。



2014.6.23
 おかざき傾聴の会では、毎月、会員が集まり定例会を開催しております。
 来月の定例会では、傾聴活動に関連した学習の一環として、岡崎市の職員さんを講師としてお招きして、岡崎市出前講座 「誰でもゲートキーパー」を開催します。

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。

会員以外の方も聴講できますので、興味のある方は、是非ご参加下さい。
 ※前日までに、メールまたはFAXにて、「お名前」「電話番号」を書いてお申込み下さい。


 【講師】 岡崎市 保健部 健康増進課 正精神保健福祉士および精神保健福祉士の2名
 【開催日】 平成26年7月28日(月) 
 【時間】  午前10:30~11:30頃
 【場所】  岡崎市福祉会館 3階301室
 ※メール:oka@keichou.jp.net FAX:050-3153-0606 受付担当:伊東毅(たかし)


2014.5.1
 4月28日(月)、おかざき傾聴の会の総会が開催されました。


2014.3.15
 先日、当会の会長 田中健二が、幸田町で開催された「傾聴ボランティア養成講座」でお話しをさせていただきました。
 傾聴ボランティアに髙い関心のある参加者の方々へ、おかざき傾聴の会のこれまでの活動を紹介致しました。 約1時間、とても熱心に話を聴いて下さいました。
 このような機会を与えて下さった、幸田町および幸田町社会福祉協議会の担当者の方々に感謝致します。どうもありがとうございました。
 


2014.2.22
 岡崎社会福祉協議会の主催で福祉まつりが行われます。
 【開催日】 平成26年3月22日(土) 
 【時間】  午前10:00~午後3:00
 【場所】  岡崎市 東部地域交流センター むらさきかん
 ●車いす体験や、福祉用具の展示、和太鼓の演奏などたくさんのイベントが催されます。もちろんおかざき傾聴の会も参加致します。専用ブースに当会の会員が待機しております。傾聴について興味のある方は、是非お越し下さい。
 チラシは、こちらをご覧下さい。


2014.1.27
 当会が、平成25年度「岡崎市社会福祉事業功労者」として顕彰を受けました。2013年12月21日(土)に岡崎市せきれいホールにて、内田康宏岡崎市長より感謝状をいただきました。
 私たちおかざき傾聴の会は、今後も引き続き市民の方々への傾聴活動を通して、社会福祉の推進に寄与して参ります。


2013.12.14
 当会主催の傾聴講演会の記事が、2つの新聞に掲載されました。どちらも鈴木絹英先生のお話を上手にまとめて下さっています。お忙しい中、取材に来てくださいまして、ありがとうございました。記事の拡大版はこちらをご覧下さい。

2013.12.9
【お忘れ物】
 12/7(土)の講演会終了後、アンケートと一緒に第Ⅱ部のレジュメを出してしまわれた方が、1名いらっしゃいます。いくつかメモも書かれており、その方にとっては大切な資料だと思います。お心当たりのある方は、oka@keichou.jp.net までメールで住所・氏名をご連絡ください。後日郵送致します。(担当:おかざき傾聴の会 伊東)


2013.12.8
 12月7日(土)、当会の主催する傾聴講演会が無事に終了致しました。岡崎市内だけでなく、安城市や豊田市など近隣の市町村も含めて、250名以上の方々が参加されました。




 第Ⅰ部は、鈴木絹英先生のご講演。「『聞』と『聴』の違い」、「話し手と聴き手の比率の目安は7:3」、「相手が主人公」など目からウロコのお話をしていただきました。



 第Ⅱ部は、鈴木先生より、「3つのパスポート」など具体的な傾聴のスキルを学びました。その後、初対面の人同士が2人一組となり、実際に傾聴の練習をしました。最初は上手にお話を聴けなかったけれど、練習を重ねていくうちに上手に聴けるようになっていく方もいらっしゃいました。



 鈴木先生、傾聴について4時間もの長時間に渡り、ご指導下さいまして、ありがとうございました。講演会に参加してくださったみなさま、ありがとうございました。



2013.11.18
 11月17日(土)の岡崎ホームニュースのトップ記事として、12/7の講演会のことや当会の活動などが紹介されました。掲載の当日から講演会のお申し込み・お問い合わせが増えています。掲載いただい岡崎ホームニュースさん、どうもありがとうございます。記事の全文はこちらをご覧下さい。
 講演会は、定員の200名まで若干のお席の余裕がございます。参加を希望される方は、以下の項目をメールまたはFAXでお申し込み下さい。たくさんの方のご来場をお待ちしております。
 1.住所
 2.氏名(ふりがなもご記入下さい)
 3.年齢
 4.電話番号


【メール】 oka@keichou.jp.net
【FAX】 050-3153-0606



2013.10.21
 12/7(土)に当会が講師としてお招きする鈴木絹英先生が、このたび平成25年度「エイジレス・ライフ」実践者として、内閣府から表彰されました。おめでとうございます。表彰内容は以下の通りです。

「平成11年、日本で初めて「傾聴ボランティア」を確立、自ら高齢者施設等で傾聴ボランティアを実践した後、活動の全国的普及のために、「傾聴ボランティア養成講座」の講師を務める。年間で250回余の講演会・講座をこなし、講座の修了生は全国で26,000名に及ぶ。14年間に及ぶ傾聴ボランティア活動は、活動するボランティア自身を含め、高齢者一人ひとりが生き生きと元気に生きられる社会を実現するために、多大な貢献をしている。」

 このような素晴らしい活動をされている鈴木先生のお話を聴いてみませんか?
 講演会には、どなたでも無料で参加できます。
 講演会のチラシはこちらをご覧ください。
2013.9.11
 当会の主催により、傾聴講演会を開催致します。
 【テーマ】 「聴き方」次第で人間関係が決まる
 【日時】 平成25年12月7日(土) 
 【場所】 午後1:00~午後5:00
 【対象】
   ・高齢者福祉活動、介護事業の関係者
   ・話し方、聴き方について関心を持っている人
 【講師】 特定非営利活動法人ホールファミリーケア協会
       理事長 鈴木絹英(きぬえ)氏
 【受付】 10月1日よりメールまたFAXにて受付


 講演会のチラシはこちらからご覧になれます。



2013.9.10
 ホームページを開設しました。どうぞ宜しくお願い致します。